ましゅまろと紅茶、晴れの日の窓際。

晴れの日の窓際で考えたいことを書いていきます。毎日、くもりのち晴れ。

「だれか私を連れ出して」って叫んで、ほんとに連れ出してもらった話

最近の毎日は、とても充実している半面で切羽詰まっていた。思いつめる必要もないのだけど、与えられたミッションや、担う仕事のバランスがうまく取れていない気がして焦ってしまっていた。

だから、どうにかして現実逃避をしたくて。

すごく浅はかな考えだけど、叫んだ。「だれか私を連れ出して」って。

それから2日、ある友人から連絡がきた。ちょっとドライブ行こうよっていう誘いだった。迷いもせず「うん」って答えた。相手は男の子で、でもお兄ちゃんみたいな優しい人だから安心の裏側で少しドキドキしたりして、そんなことよりなにより、このモヤモヤとしてた毎日から抜け出せるんだって、そればっかりうれしかった。

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ドライブは、終始ワクワクが止まらなかった。

知っていたはずの、行ってみたこともある土地なのに、すこし道を入ると未知の世界だった。

海に行って、
山に行って、
川にも断崖絶壁の名スポットにも行った。

行く場所行く場所、とにかくのどかで、まるで時間が止まっているみたいな世界が広がっていた。「ああ、このまま時間なんて止まっちゃえばいいのに」ってなんどおもっただろう。時の流れも、風の流れも、ゆっくりで落ち着いていた。

 

想像以上にあっという間だった1日は、まるで余韻を残す暇もないかのように去っていった。

あの潮風の匂いも、
肌で感じた河原のひんやりした空気も、
意図せずかぶった塩水も、

もう、ずっと昔のことのよう。まだ3日しかたってないのに、あの感覚が、もう一度ほしくてたまらない。

なんであんなに、自然に笑っていられたんだろう。

友達の力は、ほんとにすごい。

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また近いうちにっていって、またすこし時間ができる。ほんとに次があるのかななんて思いながら心の底から楽しみにしている自分がいる。